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電力自由化システムのトラブルで広域機関が謝罪!

      2016/04/25

girl-1020786_640電力自由化システムのトラブルで広域機関が謝罪しました。その理由がなんとも恐ろしい「工期が足りなかった」と言うもの。それで開始することのデメリットが沢山あるのでは?と思いますが、政府主導の電力自由化のために声を上げることが出来なかったのかもしれません。

電力自由化システムのトラブルで広域機関が謝罪!

電力広域的運営推進機関が一連の電力自由化システムのトラブルについて、謝罪会見を行いました。一番大きなトラブルは、3月31日深夜に起こった日本卸電力取引所(JEPX)との通信の不具合です。これにより8時間も翌日の営業に影響が出ただけではなく、電力自由化の初日にトラブルが起こる状況に陥ってしまったわけです。

そもそも広域機関システムとは、電力の小売事業者は発電業者が策定した発電の需要などの計画管理を行ったり、全国の需給バランスを監視し電力の適正化などの監視機能を持つ為に作られた組織です。

ちなみに3月31日に起こったトラブルだけではなく、本来ならば現時点で運用開始指定なければならない機能の一部に運用を開始できていないものもあり、非常に多くの問題を抱えている組織でもあります。

広域機関の設立は2015年4月1日、つまり1年間で全てのシステムの仕様を決め、運用できるまでの状態に持っていくことが最低限のノルマだったにも関わらず、それを実施できなかっただけではなく、電力市場に対する不信感を募らせる原因を作り出した運営組織でもあります。

現時点でも運用ができていないのは、電力各社が電力をやり取りする「地域間連系線」を管理する機能の一部で4月28日には運用開始予定とのことですが、実際にそれがどうなるかもまだ見えていない状況です。

しかも今回の会見で新たにわかったことは、発電契約者と小売事業者の160者の発電データが実は7割も誤ったデータだったことを発表、実際に4月1日〜4日までその誤ったデータのまま運用されていたことを報告しました。

本当にお粗末な結果です。これによる電力の安定供給や、需要家が自由に小売り事業者を選べることなどに影響はないと言っていますが、信頼という二文字がどこに行っているのか?というのは私だけではないと思います。

電力自由化は既に運用が始まっていますが、まだまだ乗り換える消費者が少ないのもこういった理由が影響しているのかもしれません。

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